全国産業資源循環連合会

青年部協議会

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投稿日時

2023-04-01 11:14

開催日

事業名

令和4年度視察研修

継続事業(予定)

都道府県

佐賀県

カテゴリー

研修事業

外部協力者(講師や委託先)

株式会社リサイクルテック

対象

会員向け

募集人数

31

実人数

12

予算

800,000

決算

380,300

事業説明 経緯 目的 等

 年間9万枚、約1,500tのPVパネル処理能力を持つ北九州の(株)リサイクルテックが太陽光パネルリサイクル(PVR)工場を新設されたとの事で視察で訪問。
出力低下及びFIT買取期間終了パネルの排出量予測によれば、2035年ごろに17~28万tの太陽光パネルが廃棄される見込みとなっており、太陽光発電住宅設置比率1位の佐賀県も今後発生する廃棄物の品目として課題となると予想され今回の視察となった。
 太陽光パネルは、アルミ・ガラス・シリコン(銀配線)・銅配線・プラスチック等の素材で構成されており、EVA樹脂で強固に接着されている。リサイクルするには、素材毎の選別に接着剤(EVA樹脂)の除去が課題。
 日本初の連続式EVA熱分解処理炉。特徴は、EVA樹脂等を熱分解によりガス化し、アフターバーナー
で燃焼を行い、炉の熱源としてサーマルリサイクルする。
 焼成炉では一次にてEVAを分解し、二次にてカーボン分を取り除く。熱回収後の排ガスはスクラバーでキレイにされ、大気放出される。 熱分解処理後、高度選別ラインにより、アルミ・銅・シリコンセル(銀)・ガラスの資源循環が可能。ガラスは断熱材などに水平リサイクルされる。 始めて視察に参加した部会員も新しい技術に興味を持ち、話に聞き入っていた。

SDGs

写真一覧

資料一覧

R4視察研修.pdf

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