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中国

2021.12.24

【山口県】令和3年度山口大学合同研修会

令和3年度の山口大学合同研修会を開催しました。

本事業は山口県青年部会員と山口大学の学生が共同して研修会を行う事業です。

今年度は中国ブロック幹事会の日程と調整をして、中国ブロックの幹事の方々にも参加して頂きました。


日程は


12月3日 120分

山口県青年部会員による基調講演

学生と青年部会員によるグループセッション

(環境問題に対する課題解決の提案及ビジネスモデルの提案)


12月8日

学生による青年部会員企業訪問

(バスツアー)


12月24日 150分

学生によるグループセッションの発表

青年部会員による質疑及び講評




12月3日は山口県青年部会員による基調講演とグループセッションの120分を行いました。

学生約60名、青年部会員13名と大人数でとても活気のある研修になりました。







グループセッションでは緊張感がありながら活発な意見交換が出来ました。








12月24日の学生による発表では、驚くようなビジネスモデルの発想や沢山の参考文献の引用など素晴らしい内容でした。

青年部会員からは舌鋒鋭い質問や意見が出ていました。







いずれは実社会に出て、企業内や利害関係者などと説明や協議をすることが必須となる学生の皆さんに、グループ討論や討論結果の発表や企業の視点からの質疑応答はとてもインパクトのある研修であったと思います。

 

討論テーマについては、学生に身近なものとして検討が必要と考えますが、この事業は継続していくことが、学生・事業者双方にとってメリットが大きいと思われます。



研修会を終えて学生からのアンケート内容(一部)


今回の合同研修会では、自分の知らないことを企業や協会の方々からたくさん聞くことが出来てとてもためになった。3日のビジネスモデルを考える話し合いの中でも、自分たちが知らなくて話し合いながら調べることが多かった中、協会の方々が教えてくださったのでスムーズに話し合いをしていくことが出来た。さらには、自分たちの意見に対しても一つ一つに意見をくださって、自分たちの考えつかないようなことまで教えていただいたことがとてもうれしかった。

 自分達だけでの話し合いでは、今までも環境問題に対しての問題点や改善策といったことを大まかに考えたりするような講義はたくさんあったけど、今回は改善策からさらに踏み込んでビジネスモデルにまで発展させる難しさを感じることが出来た。話し合いの中でも、コストの話や展開の仕方サービスとして成り立っているのかなどの点を話し合いながら考えていくのは少し楽しくもあった。

 最終日の発表をする日には、企業や協会の方々がいるだけで生徒や教授の前で話すよりも緊張感も増していって少し不安ではあったもののしっかりと発表することはできたと思えた。このような経験は学生のうちでは珍しい経験だと感じたのでこれは大切にしていきたい。企業や協会の方々は質疑・応答・意見の部分でも、知識や考えが至らない自分たちに対してもやさしく意見してくださっていてためになった。いいところはしっかりとほめてくださって心からうれしかった。

 このような場を用意していただいて感謝します。



合同研修会で、班内で討論を行い協力して発表できたことは自分自身の成長に繋がったと思います。12月3日は山口県産業廃棄物協会の方に意見をもらいながら班の人と討論ができ、貴重な経験となりました。課題解決のために必要なことは何か、この意見だとどのようなメリット、デメリットがあるか班のメンバー全員で考えることができました。その後、直接班のメンバーと話し合いを重ねたり、SNSで連絡を取ったりしながらみんなが納得できるパワーポイントを完成させることができて良かったです。12月24日のグループ討論結果発表会は、役割を決めて、自分たちが考えてきたビジネスモデルを伝えることができたのではないかと思います。他の班の発表も素晴らしいアイデアや討論をしているところが多く感心する部分が沢山ありました。発表後の山口県産業廃棄物協会の意見は、自分たちが考えられてなかったところを指摘していただいたり、海外の環境問題についても教えてくださる方もいらっしゃって大変勉強になりました。




山口県産業廃棄物協会青年部では令和4年度も本事業を行い、会員の研鑽に寄与するとともに地元大学との交流を深めていこうと思います。

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